Cloudflare ZTNAを使い始めるための準備

ここまでの履歴

(1)Cloudflare ZTNAを試すまで

事前準備

Cloudflare ZTNAを使うためにはCloudflareのDNSレジスターにドメイン登録することになりますのでドメイン登録します。ホストゾーンをカスタムするにはBusinessプラン以上に引き上げなければホストゾーンを違うサービスへ移すことができないため注意が必要です。ぼくはホストゾーンも全てCloudflareに統一しています。登録ができたら以下の順でアクセスします。

Cloudflareダッシュボード > 登録したドメイン > Access

この流れで進むとCloudflare AccessをLaunchすることができますので、Launchします。

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Launch Zero Trustを押すことで、自身のドメインを選択 > Add Application と進むことで最新では4つの選択肢が現れます。場合によってはAdd an applicationをクリックする必要がありますが、選択肢の4つは以下のとおりです。

Applications · Cloudflare Zero Trust docs

  1. Self-hosted
    1. ほぼ全てがここです。ここで信頼するアプリケーションやWARPのためのIntegration SSOやCloudflareとの接続設定を行います。
  2. SaaS
    1. 接続するSaaSを信頼するための設定を行います。
  3. Private network
    1. ホストゾーン登録することで登録したDNSレコードからアクセスが可能になります。
  4. Bookmark
    1. 登録したアプリケーションなどのブックマークを作成します。

IdPの作成

アプリケーション登録も必要ですが、WARPを使う際のIdPを設定します。IdPは今回、ぼくはGithubを選択します。他にもOktaやOneLoginなども選択が可能になっていますが、個人利用なので一旦Githubにします。

また最初に必ず知っておかなければならないのがMyTeam(自身のドメイン)です。MyTeamは以下のドキュメントにあるとおり、Settings > Custom Pages を辿ると自身のMyTeamを調べることができます。

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現在、登録できるIdPは以下のとおりです。登録方法はドキュメントが綺麗に整備されていますので、ドキュメントを参考に設定してください。

Identity · Cloudflare Zero Trust docs